2006年08月25日

OUTLANDER

その商品にはおよそ興味がないにもかかわらず、CMがものすごく気になる…というのはよくあることなんですが、今ものすごく気になっているのが三菱の「OUTLANDER」のCM。この車には正直全く興味がないのですが、CMソングに大いに興味があります。

流れているのは紛うかたなくJ.D SOUTHERの"YOU'RE ONLY LONLEY"なのですが、歌っているのはどう聴いてもサウザー自身ではありませんね。いったい誰が歌っているんでしょう。もしご存知の方がいらっしゃいませいたら、教えてください。

ところで「J.D SOUTHERって誰?」という方のために浅学ながら知っている範囲でご紹介を。この人、1970年代にウエストコーストのロックシーンで活躍したシンガーソングライターです。彼の楽曲はリンダ・ロンシュタッドやイーグルスが取り上げたことでも有名です。また、CS&Nやケニー・ロジャースなども彼の作品を取り上げています。

ソングライターとしてのみならず、サウザーはボーカリストとしても実力が高く、甘く優しく、それでいてどこか陰のある声で、淡々とした中に何か熱いものが秘められたような…一言では言い表せない複雑な魅力を持った素晴らしいボーカリストです。

B0000025GT.01._SS500_SCLZZZZZZZ_V1134075553_.jpg

彼の「出世作」に当たるのが1979年に発表された"YOU'RE ONLY LONLEY"です。僕年代よりも上の年代で洋楽に興味のあった方だとお聴きになったことがある方は多いんじゃないかと思います。

サウザーはこれまでに4枚のソロアルバムを出しています。

最初のアルバムが1972年に発表された"JOHN DAVID SOUTHER"

B000002GYP.01._SS500_SCLZZZZZZZ_V1115638450_.jpg


僕にとってはこれがサウザーのベストアルバムです。一曲一曲の出来のよさということもさることながら、シンプルな曲、シンプルな演奏の中で、ものすごい表現力に感服してしまっているんですね。一聴の価値ありです。

2作目は"BLACK ROSE"

B000002GY4.01._SS500_SCLZZZZZZZ_V1115538497_.jpg

こちらはしっかりと作りこんだ感じの、アダルトな感じのアルバムです。曲、ボーカル共に素晴らしいのですが、このアルバムの"Doors Swing Open"で聞けるアコギの音(おそらくギブソンのハミングバードじゃないかなぁ…)がかなりステキです…あ、一曲ずつの話をすると終わらなくなるのでやめておきます(笑)。

そして"Souther Hillman Furay Band"で2枚のアルバムを残したあと、"YOU'RE ONLY LONLEY"を発表します。

そして4枚目の最新アルバム(?)が1984年の"Home by Dawn"です。

B00006CTE8.01._SS500_SCLZZZZZZZ_V61418099_.jpg

最新アルバムというには古すぎるわけですが、このアルバム、ファンの中にはどちらかというと批判的な意見が多いんですが、僕は"GO AHEAD AND RAIN"という曲1曲のために買っても損はないアルバムではないかと思います。僕はものすごく影響を受けた一曲です…って、だから、曲解説はいいって!(笑)

残念ながらこのアルバム以降目立った活動のない(少なくともソロアルバムの発表はないわけで…)サウザーですが、このあたりで一度復活の機運が盛り上がらないものかなぁ…などと思ったりもしているらくたでした。

なお、このブログのリンクページからもリンクしてありますが、このあたりのミュージシャンについては"West Coast Rock"というページに大変詳しく説明されていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
posted by らくた at 01:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽人らくた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんとなくぐぐってみたらJoan Wasserという方がCM用にカヴァーしたみたいですよー。
Posted by 毒太九龍 at 2006年08月25日 18:26
ずいぶん長いこと放置になっておりまして…m(__)m。

>毒太九龍さん

やはりCM用でしたか…これでサウザーの復活を期待したのに…残念です。
Posted by らくた at 2006年09月13日 01:26
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。