「松戸〜、松戸です。常磐線各駅停車、金町・亀有・綾瀬方面、新京成電鉄はお乗換えです」
駅の放送はこんな感じ。何かこれに物凄い違和感を感じていた僕。おかしな放送なわけではないけど、何か違和感がある…。
今日やっとその正体が分かりました。放送の「新京成電鉄」の部分が「新・京成電鉄」に聞こえるような気がするんです。
「京成電鉄」のイントネーションと「新京成電鉄」の「京成電鉄」の部分のイントネーションは…発音の問題を文章化するのは難しいんですが…少なくとも僕の知る限り全く違います。「京成電鉄」の「けいせい」は「低-高-高-高」となりますが、「新京成電鉄」の「京成」の部分は「高-やや高-やや低-低」と、段々下がっていくイントネーションになります。ところが松戸駅の放送では「京成電鉄」の前にそのまま「新」をつけたイントネーションで発音されているんです。そのために「新」の後に一拍空白があるように聞こえるんです。
これが単に発音の問題で済めばいいのですが、僕の中では全く違った「化学変化」みたいなものが発生します。
僕の頭の中では「新京成」は「松戸と津田沼を結ぶ路線」…もちろん京成の子会社であることは分かっているのですが、もはや「東京⇔成田を結ぶ路線」の「京成」とは全く別概念として存在しているのです。そのため「新・京成電鉄」的な発音をされると「えっ?それってどこ走ってる鉄道?」となってしまうようです。
以前このブログで「新小岩」の地名について論じた記事のコメント欄で、僕は「新小岩は小岩とは全く別概念だ」と書いたことがあります。仮に「新小岩駅」が「新・小岩駅」と発音されると、間違いなく「えっ?新しい小岩駅ってどこ?」となってしまうでしょう。それと同じことが「新京成」でも起こっていたわけです。
こう考えて来ると、二つのことに気付くわけです。一つは「新〜」というのは、最初は「〜」に従属した名称であったはずが、時が経つにつれて一つの新しい概念に昇華していくものなんだなぁ…ということ。もう一つは、僕らの使ってる言葉という媒体は、思っている以上に微妙なものなんだな…ってこと。言葉にすればこんなに面倒臭い話しになるようなことを、印象として処理している人間の頭って、やっぱりすごいもんだな…と感心しきり。
2007年05月08日
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千歳空港−新千歳空港 日本製鐵−新日本製鐵 武生−武生新(コレは違う?)
前後に付く言葉や名称の読み(音・訓)か何かによって「新」が付いた後の抑揚が変わる・換わらないという規則性でもあるのでしょうか‥‥‥?
そういえば新幹線もそうですね。新・幹線じゃぁどんな線路やらさっぱり分かりませんね。そういえば新宿なんかももともとはこの系統かもしれませんね。
>YSさん
どんな規則性があるんでしょう…ひょっとすると何らかの規則性があるのかもしれませんが、音声学的なアプローチって難しそうですよね…。