以前このブログで機材記事を書いた時とまた幾らか記事あの入れ替わりがありました。改めてこのブログでご紹介してみようかな…と、この記事を書くことにしました。第1回目は僕のメイン楽器である2本のアコースティックギターをご紹介いたします。

【左:GUILD JF30/右:GRETSCH "RANCHER"】
【GRETSCH 6022C"RANCHER"(1996)】
1997年から僕のメインギターとして頑張ってくれています。
ギターにお詳しい方でも「グレッチってセミアコとかエレキなんかじゃないの?グレッチのアコギなんて聞いたことがないけど…」とおっしゃる方が多いのではないかと思います。僕も「グレッチっていうのはバイオリンみたいなギターのメーカー」だと思っていました…。
このギターとの出会いは、1994年だったかなぁ…横須賀中央のS楽器でした。この時展示されていたのは6022、カッタウエーとピックアップのないモデルでした。初めて見たグレッチのアコギにへそ曲がりの僕は興味津々です(笑)。当時の僕には(今でもあまり変わりませんが)ちょっと価格的にマーチン・ギブソンは厳しい。幸いこのギターは当時12万円そこそこ。学生でもちょっと頑張れば買えそうな額面です。ただ、このギターにはピックアップつきのモデルがあるようなので、買うのならこちらにしよう…と思っているうちに、結局ピックアップつきのモデルに出会うこともなく時は流れていきました。
大学を卒業して就職をした1997年、御茶ノ水を歩いていると、このギターを発見しました。これも何回か試奏して、ちょうどボーナス時期だったこともあり、思い切って買うことにしました。
このギターはとにかく弦高が低くて弾きやすい。弾き込んでいくうちにすいぶん鳴りも良くなってきましたが、それでも「必要以上の邪魔な低音が鳴らない、アンサンブルの中で扱いやすいきらきらした音」という印象は今も変わりません。バンドの中でボーカルを取りながら、アコースティックギターを持つなんていう人には、見た目の派手さも相俟って、ものすごく適したギターなんじゃないでしょうか。
【GUILD JF30(1987)】
2006年の年末に買った、RANCHERと並んで僕のメインギターとして活躍ているギターです。
もともとギルドのギターは、12弦はもともと好きだったんですけど、6弦は低音が強すぎて扱いにくいギターという印象でした。ところが去年の暮れ、何の気なく立ち寄った池袋のI楽器でこのギターを見つけました。何だか弾いてみたくなったんですね。1987年製と結構な年数が経っているのに8万数千円のプライスがついているんです。特にアコギが欲しい訳ではないけど、もし気に入ったら儲けものだな…みたいな感覚です。
そんなわけで試奏してみると、一言で言うなら「これ以上ないくらい普通のギター」なんです。とにかく扱いやすい、バランスもいい、弾き方によって狙ったとおりの音が出る、狙ったとおりの抑揚がつく…もちろんすべて「僕にとって」なんですが。ときめきはないけれど、人生の伴侶には(ギターの場合は何本「人生の伴侶」がいてもいいわけですから…;笑)とっても適したギターなんじゃないかっていう気がしたんですね。究極の「焼売系ギター(
過去記事参照)」です(笑)。
そんなわけで何回かその楽器屋さんに通って弾くわけですが、挙句の果てには理不尽なことを考え始めます…「何で俺のギター持って帰るのに金払わなくちゃいけないんだよ!」みたいな…(笑)。もちろんお金を払わなければギターをうちには持って帰れないので、泣く泣くお金を払って帰ってきました(笑)。
この2本のギター、かなりキャラクターが違いますので使い分けは簡単です。アコギを主役に持ってくるものにはギルド、オケの中で和を乱さずにバッキングとして存在感を示すときにはグレッチ、フォークっぽいものにはギルド、ロックやポップスっぽいものにはグレッチ、ライブはグレッチ中心に、スタジオ録りはギルド中心に…なんていうのが基本線ですが、この2本、並べて弾いてみれば「その曲ではこのギターを使うか」は一発で決まると思います。
アコギって個体差も含めてそれぞれにものすごく個性的なんですよね。まだまだたくさんの「人生の伴侶」が現れそうで、空恐ろしい気もします(笑)。ただ、それもアコギの楽しさなんですよね。